ホテル　日航　新潟

Ｊリーグ・鹿島アントラーズの新潟遠征に行ってきました。ホテルは、JALマイレージバンクで交換したクーポンの使用出来る「ホテル日航新潟」を選びました。 　信濃川河口付近に位置する「朱鷺メッセ」のタワー棟にホテルはありました。「朱鷺メッセ」は、国際展示場、会議場、美術館、店鋪、オフィス、展望室などがある複合施設です。新潟駅前からホテル行きの無料シャトルバスがありますが、今回はタクシーを利用しました。 　タクシーを降りると、直ぐにスタッフが迎えてくれました。ホテルロビーは3階にあり、エレベーターは展望室へ行く人々で混雑していましたので、エスカレーターを利用しました。ホテルのパンフレットによると、スカンジナビアン・デザインを基調に、豪華客船のデッキをイメージした空間のホテルだそうです。ロビーは天井が高く、無駄なものは一切省いた広々とした空間でしたので、これがホテル？　と吃驚しました。カウンターに立ったままチェックインしますが、明かりが天井にあるだけなので、宿泊カードを書く際に手元が光って難儀しました。

スタッフに案内されたのは、26階の禁煙ルームの2623号室です。今回は、ホテルのホームページからインターネット予約をしました。「ビジネスプラン」で、スーペリアシングルルーム利用、朝食付きです。 　大きな窓は北向きで、信濃川の河口とそれに繋がる海が見えました。右手はガスや石油のタンク、工場や倉庫などのあるごちゃごちゃとした地域で、左手は「みなとぴあ」（新潟市歴史博物館）の古風な建物などが見えました。広々とした海と空の眺めが爽快です。 　午後5時前頃、西側の空がほんのりとバラ色に染まりました。夕日が沈む時間だ、と気がつき、慌てて部屋を飛び出して、31階の展望室へ向かいました。展望室は、沢山の人でいっぱいでした。西側の窓辺に走りより、日本海に沈む美しい夕日を眺めました。間に合って良かったです。 　新しいホテルは、部屋が快適です。シングルルームですが、充分な広さがあり、ベッドも広く、パーソナル・ソファーもあって、寛ぐことが出来ました。そして、15インチのテレビパソコンがあり、無料で使い放題でした。早速、インターネットで、最新のサッカー情報をチェックしました。このパソコンは使い勝手が簡単で、私でも直ぐに利用することが出来て、便利になったなあ、と感心しました。また、ラジオにもなり、音楽を聞きながら、着替えをしました。空調の調節も簡単にでき、暑い寒いの切り替えが迅速で、また、部屋が乾燥することもなく、熟睡することが出来ました。 　バスローブと浴衣は備え付けられていませんが、ナイトウエアがありました。眠る時は、持参のパジャマを使うので、ナイトウエアをバスローブの替わりにしましたが、生地がしっかりとしていて使い心地が良かったです。スリッパは、水虫の感染が恐いビニール製ではなく、タオル生地の使い捨て用なので安心です。

その後、遅れて来た友人たちと合流して、夜の街へ食事に行きました。ホテルから市街地へは歩いて行くことが出来ます。信濃川の堤のそぞろ歩きは気持ちが良く、ゆったりとした気分になりました。駅前のビジネスホテルより良かったね、というのが、友人たちと一致した意見です。 　夕食後、ホテルに戻り、3階のライブラリーラウンジ「ファウンテン」で、お茶を飲みました。パティシエ石川の秋味ケーキセットがありましたが、沢山は食べられないので、ケーキ一つに紅茶を注文しました。ケーキが予想以上に美味しかったので、満足しました。さすが、パティシエの名前を出しているだけはある、と思いました。 　朝食は、3階のオールディダイニング「セリーナ」で戴きました。和洋バイキング、または、和食・洋食のセットメニューから選択ということで、バイキングにしました。東京のホテルに比べると、品数が豊富で、少しずつ色々と食べましたが、美味しかったです。特に、鮭と鯖の焼魚に満足しました。昨夜、夕食を食べた居酒屋も焼魚が美味しく、新潟は魚天国のようです。

新潟での試合観戦は、日帰りでも出来ますが、ホテルが良かったので、また泊まりがけで来たい、と思いました。しかし、今回の試合結果は、我がアントラーズはオレンジの海に沈みました。 　友人たちが利用したのは、JR東日本のパック「新潟フリー」です。往復の新幹線代、スタンダードシングルルーム利用、朝食付きでした。尚、このパックの1名1室は、2名以上でそれぞれがシングルルームを利用した場合です。格安ですが、ホテルの「ビジネスプラン」に比べると、部屋がひとまわり小さく、パーソナル・ソファーがありませんでした。

作成日　2005/02/01、　最新更新日　2008/08/24